■「金融機関交流会」と「リレバン」への対応


「成功の鍵(KFS)作戦21」と並行して、全国20のTKC地域会及びその各支部では地元金融機関との「金融機関交流会」を重ねています。この金融機関交流会は、平成10年より平成16年5月末までに延べ1,835回を開催。2,649金融機関から2万7,242名の役職員の方にご参加いただき、関与先企業の金融支援に向けた協力体制の構築を図ってきました。また、東京三菱銀行殿におかれては、TKC全国会の「成功の鍵(KFS)作戦21」への支援策の一環として、平成12年10月に「TKC戦略経営者ローン」を開設していただきました。現在、これと同様な無担保融資制度は、政府系金融機関である商工中金殿を含めて44行までに拡大し、全都道府県で申し込みが可能となっています。さらに、信用金庫を中心に、全国20のTKC地域会或いは支部と提携し、無担保融資を実行する「TKC経営者ローン」の取り扱い行も拡大しつつあります(平成16年6月10日現在)。 
 


 
TKC全国会等との提携金融機関(平成16年6月10日現在)
TKC戦略経営者ローン(TKC全国会と提携)
1.
東京三菱銀行
16.
横浜銀行
31.
池田銀行
2.
商工中金
17.
京葉銀行
32.
紀陽銀行
3.
北海道銀行
18.
神奈川銀行
33.
鳥取銀行
4.
みちのく銀行
19.
第四銀行
34.
中国銀行
5.
秋田銀行
20.
大光銀行
35.
広島銀行
6.
山形銀行
21.
山梨中央銀行
36.
山口銀行
7.
岩手銀行
22.
八十二銀行
37.
阿波銀行
8.
東北銀行
23.
富山第一銀行
38.
香川銀行
9.
七十七銀行
24.
北國銀行
39.
伊予銀行
10.
東邦銀行
25.
福井銀行
40.
四国銀行
11.
足利銀行
26.
静岡銀行
41.
福岡銀行
12.
栃木銀行
27.
十六銀行
42.
親和銀行
13.
常陽銀行
28.
愛知銀行
43.
宮崎銀行
14.
武蔵野銀行
29.
びわこ銀行
44.
沖縄銀行
15.
千葉銀行
30.
京都銀行
 
 
TKC経営者ローン(TKC地域会等と提携)
1.
UFJ銀行
15.
須賀川信用金庫
29.
蒲郡信用金庫
2.
埼玉りそな銀行
16.
あぶくま信用金庫
30.
東春信用金庫
3.
北陸銀行
17.
二本松信用金庫
31.
播州信用金庫
4.
富山銀行
18.
福島信用金庫
32.
但陽信用金庫
5.
泉州銀行
19.
埼玉縣信用金庫
33.
倉吉信用金庫
6.
中京銀行
20.
西武信用金庫
34.
おかやま信用金庫
7.
熊本ファミリー銀行
21.
青梅信用金庫
35.
高松信用金庫
8.
宮崎太陽銀行
22.
富山信用金庫
36.
福岡ひびき信用金庫
9.
南日本銀行
23.
興能信用金庫
37.
熊本第一信用金庫
10.
八戸信用金庫
24.
浜松信用金庫
38.
鹿児島信用金庫
11.
秋田信用金庫
25.
島田信用金庫
39.
鹿児島相互信用金庫
12.
仙台信用金庫
26.
磐田信用金庫
40.
岐阜商工信用組合
13.
宮城第一信用金庫
27.
東濃信用金庫
 
 
14.
白河信用金庫
28.
半田信用金庫
 
 


 

 このようにTKC全国会等との提携の下で、無担保制度を採用する金融機関が増加した背景には、平成15年3月、金融庁殿が「リレーションシップバンキングの機能強化に関するアクションプログラム」を発表し、地域金融機関に対して同年8月までに「リレバンの機能強化計画」の報告を求めたことにあります。同年6月には金融庁殿から地域金融機関に「リレバンの機能強化に関するアクションプログラムの記載要領」が示されましたが、この記載要領の中で「新しい中小企業金融への取り組みへの強化」の項において、〈財務諸表の精度が相対的に高い中小企業に対する融資プログラムの整備に向けて取り組みを期待する〉との記述があり、さらにその「記載事項および留意事項」において〈一例としては、いくつかの地域銀行において展開されているTKCのパソコン会計ソフトを導入している企業向け専用の無担保融資制度が考えられる〉と示されました。その結果、全国の地域金融機関からTKCへの問い合わせが急増しました。
  平成15年8月には、すべての地域金融機関が金融庁殿宛にそれぞれの「リレバンの機能強化計画」を提出しましたが、TKC全国会事務局の独自調査によれば、422金融機関のうち、176金融機関(41.7%)がその計画書に「TKCとの連携」等と記述していることが明らかになりました。